のて
2021年3月4日 Magic: The Gatheringhttps://note.com/az_terisk/n/n94bcb2de6d74
noteにEDH記事書きました。
たぶん今後はnoteに書くと思います。忘れてDNに書きそうだけど。
中身は昔書いた梓ことはじめみたいな記事を再構成しつつ今の事情足しつつって感じの内容です。
つまりいつものやつです。
あと雲打ちが抜けた。ずっと主力で使ってたカードなので割と寂しい。
noteにEDH記事書きました。
たぶん今後はnoteに書くと思います。忘れてDNに書きそうだけど。
中身は昔書いた梓ことはじめみたいな記事を再構成しつつ今の事情足しつつって感じの内容です。
つまりいつものやつです。
あと雲打ちが抜けた。ずっと主力で使ってたカードなので割と寂しい。
エキスパンション別梓学会
2021年1月9日 Magic: The Gathering0.はじめに
あけましておめでとうございます緑は滅びろ。
ところで自分のEDHのデッキに最も貢献してるエキスパンションorブロックが何か気になったことはないでしょうか。ないですか。
特定の超キーパーツとかないと死ぬタイプのやつとか色々あると思いますが、とりあえずどこから多く採用されてるかみたいな観点で見ていこうと思います。
見て分かる通り今回は読んだところで何一つ学びがない事を目的に記事を書いています。ただの思いつきですね。
1.雑感
エキスパンション単位での採用枚数1位はフィフスドーン(4枚)でした。まじかよ。
ブロックとしてみるとウルザ、ミラディン、ゼンディカーが多いですね。
ゼンディカーは直後のM11でも2枚採用されてて土地セット強いなって思いました。エルドラージほとんど抜けたのにこの健闘具合ですよ。
・・・戦乱のゼンディカー?次元の歪曲つよいですね(つよくない)
あと最近で目立つのはモダホラ~M20あたり。
当時は帳採ってなかったとはいえ1ヶ月ちょいで5枚入れ替わるのにはびっくりした。さすがEDHホライゾン。統率者レジェンズも見習えよ?
2.内訳
・基本セット
(1ED)《極楽鳥/Birds of Paradise》
(1ED)《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
(1ED)《太陽の指輪/Sol Ring》
(M11)《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
(M11)《耕作/Cultivate》
(M15)《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
(ORI)《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
(ORI)《ニッサの巡礼/Nissa’s Pilgrimage》
(M20)《覚醒根の精霊/Wakeroot Elemental》
(M20)《夏の帳/Veil of Summer》
(M20)《謎めいた洞窟/Cryptic Caves》
・オールドエキスパンション
(LEG)《森の知恵/Sylvan Library》
(ATQ)《露天鉱床/Strip Mine》
・アイスエイジブロック
(ICE)《Fyndhorn Elves》
・ミラージュブロック
(VIS)《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
(VIS)《自然の秩序/Natural Order》
・テンペストブロック
(TMP)《大地の知識/Earthcraft》
(TMP)《古えの墳墓/Ancient Tomb》
(TMP)《不毛の大地/Wasteland》
(EXO)《適者生存/Survival of the Fittest》
・ウルザブロック
(USG)《ガイアの恵み/Gaea’s Bounty》
(USG)《よりよい品物/Greater Good》
(USG)《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
(ULG)《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
(ULG)《輪作/Crop Rotation》
(UDS)《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》
・マスクスブロック
(MMQ)《高級市場/High Market》
・インベイジョンブロック
(INV)《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
・オデッセイブロック
(ODY)《さびれた寺院/Deserted Temple》
・オンスロートブロック
(ONS)《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
(ONS)《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
・ミラディンブロック
(MRD)《森の占術/Sylvan Scrying》
(DST)《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
(5DN)《永遠の証人/Eternal Witness》
(5DN)《発見の旅路/Journey of Discovery》
(5DN)《歯と爪/Tooth and Nail》
(5DN)《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
・神河ブロック
(CHK)《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》
(CHK)《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
(CHK)《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
(SOK)《地平の探求/Seek the Horizon》
・ラヴニカブロック
(RAV)《召喚の調べ/Chord of Calling》
(RAV)《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》
・時のらせんブロック
(PLC)《調和/Harmonize》
(FUT)《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
・ローウィン・シャドウムーアブロック
(LRW)《雲打ち/Cloudthresher》
(EVE)《威厳の魔力/Regal Force》
・アラーラブロック
なし
・ゼンディカーブロック
(ZEN)《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
(ZEN)《霧深い雨林/Misty Rainforest》
(ZEN)《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
(WWK)《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
(WWK)《自然の要求/Nature’s Claim》
(ROE)《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
・ミラディンの傷跡ブロック
(SOM)《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》
(SOM)《起源の波/Genesis Wave》
(MBS)《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
(NPH)《内にいる獣/Beast Within》
・イニストラードブロック
なし
・ラヴニカの回帰ブロック
なし
・テーロスブロック
(THS)《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
・タルキール覇王譚ブロック
(FRF)《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
(FRF)《巫師の天啓/Shamanic Revelation》
・戦乱のゼンディカーブロック~イニストラードを覆う影ブロック
(OGW)《次元の歪曲/Spatial Contortion》
(SOI)《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》
(EMN)《異界の進化/Eldritch Evolution》
・カラデシュブロック~アモンケットブロック
(AKH)《刻み角/Manglehorn》
(HOU)《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
・イクサランブロック、ドミナリア
(RIX)《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
・ラヴニカのギルド~灯争大戦
(WAR)《ニッサの勝利/Nissa’s Triumph》
(WAR)《破滅の終焉/Finale of Devastation》
・エルドレイン~イコリア
(ELD)《ケンリスの変身/Kenrith’s Transformation》
(THB)《ナイレアの介入/Nylea’s Intervention》
(IKO)《巨大猿、コグラ/Kogla, the Titan Ape》
(IKO)《眷者の居留地/Bonders’ Enclave》
・ゼンディカーの夜明け
なし
・特殊セット
(PRM)《魔力の墓所/Mana Crypt》
(C13)《進歩の災い/Bane of Progress》
(C19)《頂点のアルティサウルス/Apex Altisaur》
(MH1)《深き森の隠遁者/Deep Forest Hermit》
(MH1)《活性の力/Force of Vigor》
(MH1)《虹色の眺望/Prismatic Vista》
(JMP)《アロサウルス飼い/Allosaurus Shepherd》
あけましておめでとうございます緑は滅びろ。
ところで自分のEDHのデッキに最も貢献してるエキスパンションorブロックが何か気になったことはないでしょうか。ないですか。
特定の超キーパーツとかないと死ぬタイプのやつとか色々あると思いますが、とりあえずどこから多く採用されてるかみたいな観点で見ていこうと思います。
見て分かる通り今回は読んだところで何一つ学びがない事を目的に記事を書いています。ただの思いつきですね。
1.雑感
エキスパンション単位での採用枚数1位はフィフスドーン(4枚)でした。まじかよ。
ブロックとしてみるとウルザ、ミラディン、ゼンディカーが多いですね。
ゼンディカーは直後のM11でも2枚採用されてて土地セット強いなって思いました。エルドラージほとんど抜けたのにこの健闘具合ですよ。
・・・戦乱のゼンディカー?次元の歪曲つよいですね(つよくない)
あと最近で目立つのはモダホラ~M20あたり。
当時は帳採ってなかったとはいえ1ヶ月ちょいで5枚入れ替わるのにはびっくりした。さすがEDHホライゾン。統率者レジェンズも見習えよ?
2.内訳
・基本セット
(1ED)《極楽鳥/Birds of Paradise》
(1ED)《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
(1ED)《太陽の指輪/Sol Ring》
(M11)《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
(M11)《耕作/Cultivate》
(M15)《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
(ORI)《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
(ORI)《ニッサの巡礼/Nissa’s Pilgrimage》
(M20)《覚醒根の精霊/Wakeroot Elemental》
(M20)《夏の帳/Veil of Summer》
(M20)《謎めいた洞窟/Cryptic Caves》
・オールドエキスパンション
(LEG)《森の知恵/Sylvan Library》
(ATQ)《露天鉱床/Strip Mine》
・アイスエイジブロック
(ICE)《Fyndhorn Elves》
・ミラージュブロック
(VIS)《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
(VIS)《自然の秩序/Natural Order》
・テンペストブロック
(TMP)《大地の知識/Earthcraft》
(TMP)《古えの墳墓/Ancient Tomb》
(TMP)《不毛の大地/Wasteland》
(EXO)《適者生存/Survival of the Fittest》
・ウルザブロック
(USG)《ガイアの恵み/Gaea’s Bounty》
(USG)《よりよい品物/Greater Good》
(USG)《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
(ULG)《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
(ULG)《輪作/Crop Rotation》
(UDS)《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》
・マスクスブロック
(MMQ)《高級市場/High Market》
・インベイジョンブロック
(INV)《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
・オデッセイブロック
(ODY)《さびれた寺院/Deserted Temple》
・オンスロートブロック
(ONS)《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
(ONS)《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
・ミラディンブロック
(MRD)《森の占術/Sylvan Scrying》
(DST)《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
(5DN)《永遠の証人/Eternal Witness》
(5DN)《発見の旅路/Journey of Discovery》
(5DN)《歯と爪/Tooth and Nail》
(5DN)《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
・神河ブロック
(CHK)《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》
(CHK)《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
(CHK)《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
(SOK)《地平の探求/Seek the Horizon》
・ラヴニカブロック
(RAV)《召喚の調べ/Chord of Calling》
(RAV)《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》
・時のらせんブロック
(PLC)《調和/Harmonize》
(FUT)《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
・ローウィン・シャドウムーアブロック
(LRW)《雲打ち/Cloudthresher》
(EVE)《威厳の魔力/Regal Force》
・アラーラブロック
なし
・ゼンディカーブロック
(ZEN)《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
(ZEN)《霧深い雨林/Misty Rainforest》
(ZEN)《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
(WWK)《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
(WWK)《自然の要求/Nature’s Claim》
(ROE)《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
・ミラディンの傷跡ブロック
(SOM)《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》
(SOM)《起源の波/Genesis Wave》
(MBS)《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
(NPH)《内にいる獣/Beast Within》
・イニストラードブロック
なし
・ラヴニカの回帰ブロック
なし
・テーロスブロック
(THS)《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
・タルキール覇王譚ブロック
(FRF)《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
(FRF)《巫師の天啓/Shamanic Revelation》
・戦乱のゼンディカーブロック~イニストラードを覆う影ブロック
(OGW)《次元の歪曲/Spatial Contortion》
(SOI)《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》
(EMN)《異界の進化/Eldritch Evolution》
・カラデシュブロック~アモンケットブロック
(AKH)《刻み角/Manglehorn》
(HOU)《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
・イクサランブロック、ドミナリア
(RIX)《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
・ラヴニカのギルド~灯争大戦
(WAR)《ニッサの勝利/Nissa’s Triumph》
(WAR)《破滅の終焉/Finale of Devastation》
・エルドレイン~イコリア
(ELD)《ケンリスの変身/Kenrith’s Transformation》
(THB)《ナイレアの介入/Nylea’s Intervention》
(IKO)《巨大猿、コグラ/Kogla, the Titan Ape》
(IKO)《眷者の居留地/Bonders’ Enclave》
・ゼンディカーの夜明け
なし
・特殊セット
(PRM)《魔力の墓所/Mana Crypt》
(C13)《進歩の災い/Bane of Progress》
(C19)《頂点のアルティサウルス/Apex Altisaur》
(MH1)《深き森の隠遁者/Deep Forest Hermit》
(MH1)《活性の力/Force of Vigor》
(MH1)《虹色の眺望/Prismatic Vista》
(JMP)《アロサウルス飼い/Allosaurus Shepherd》
あずさ
2020年4月21日 Magic: The GatheringEDH梓を一人回ししてる時に発覚した梓まめちしき。
以下の盤面なら覚醒根込みでクリーチャー4体でもコンボ成立する。
・さびれた寺院がアンタップ状態
・クレイドルがある(寝ててもよい)
・緑3マナが出せる
手順は以下。
1)何かで緑3マナを出す(緑3マナ、生物4体)
2)クレイドルを対象にさびれた寺院を起動し、クレイドルから4マナを出す(緑6マナ、生物4体)
3)さびれた寺院を対象に覚醒根を起動(緑1マナ、生物5体)
4)クレイドルを対象にさびれた寺院を起動し、クレイドルから5マナを出す(緑5マナ、生物5体)
5)生物5体+緑5マナの条件が揃ったので無限マナ
ナイレアの介入でセットで持ってくる機会も多いので覚えておくこと。
あと1枚差し替えた。謎めいた洞窟->オラーズカの拱門。
覚醒根ルートで土地だけ探せる状態が結構あったので入れてみる。
分かってはいたけど平時だと森未満。
イコリアの新土地(眷者の居留地)は起動が軽くまだカードの形してそうなのでFoil買い次第ちょっと試してみよう。(買い忘れた
以下の盤面なら覚醒根込みでクリーチャー4体でもコンボ成立する。
・さびれた寺院がアンタップ状態
・クレイドルがある(寝ててもよい)
・緑3マナが出せる
手順は以下。
1)何かで緑3マナを出す(緑3マナ、生物4体)
2)クレイドルを対象にさびれた寺院を起動し、クレイドルから4マナを出す(緑6マナ、生物4体)
3)さびれた寺院を対象に覚醒根を起動(緑1マナ、生物5体)
4)クレイドルを対象にさびれた寺院を起動し、クレイドルから5マナを出す(緑5マナ、生物5体)
5)生物5体+緑5マナの条件が揃ったので無限マナ
ナイレアの介入でセットで持ってくる機会も多いので覚えておくこと。
あと1枚差し替えた。謎めいた洞窟->オラーズカの拱門。
覚醒根ルートで土地だけ探せる状態が結構あったので入れてみる。
分かってはいたけど平時だと森未満。
イコリアの新土地(眷者の居留地)は起動が軽くまだカードの形してそうなのでFoil買い次第ちょっと試してみよう。(買い忘れた
初心者のための梓学会(よくわかる)
2020年4月11日 Magic: The Gathering コメント (2)現在のリスト:
https://stella77x.diarynote.jp/202004102009509103/
0.梓学会とは
この梓は以下のコンセプトで構築されています。
・コンボに勝つためにコンボを使うためのデッキ
・周りの平均キルターンに最適化された速度(高速コンボではない)
・戦闘用クリーチャー不採用
・(よくみる国産の梓と比べて)森多めかつ土地の総枚数少なめ
・緑はクソ
以下駄文。
1.前置き
どこかの「は」から始まるお店のEDH動画(*)によれば、EDH初心者におすすめのジェネラル第一位は「迷える探求者、梓」だそうです。
* https://www.youtube.com/watch?v=_78ifHjc-uc
かっこいい大型クリーチャーを繰り出して勢いよく殴ろうというコンセプトは分かりやすくて魅力的ですね。
一般的には緑好きのプレイヤーの100%が緑の入ったデッキを好むと言われているので、そんな人には余計魅力的に映るでしょう。
そんな緑の大好きな初心者が梓を組む気満々でグーグル先生に訪ねたらありもしない学会を名乗る検索妨害みたいなDNの記事がヒットするらしいじゃないですか。
これでは何もわからない初心者は混乱してしまいます。
なのでファッティで殴るはずのデッキが何故こんな事になってしまったのかと、これの簡単(?)な動きについて書こうと思います。これ需要あるのか?
2.それでもコンボ対策を諦めない梓のための梓
上で言及した動画では梓はコンボに対して無力と言われていました。
その後に梓に対して言及された記事(*)でも同じことが言われています。
* https://legendsalmon.diarynote.jp/202004081841329713/
僕も長く梓を調整していますが、「1~3ターンに決まる高速コンボに対してほぼ無力」という点に対しては同意できるかなと言う認識です。
ただそこから先の「4~5キルを目指す平均的コンボジェネラル」に対しては全く無力というわけではない、というのが個人的な意見です。
確かに妨害手段に乏しい緑単において、「コンボ対策を安定して行う」というのは難しいでしょう。
しかし「同じ速度で戦う」ことについてはそこまで無理難題というわけではありませんでした。
「コンボに勝てないならコンボを使えばいいじゃない」というアントワネット的解決法です。
つまり梓に4~5ターンで決まりうるコンボを搭載すれば少なくとも「平均的コンボジェネラル」と同じ土俵には立てる、という考えです。
幸いにして、それを実現する方法はいくつかありました。
以下に当時検討および運用したルートについて記載します。(2020年現在使えないルートもありますがご了承ください)
・ゼンディカーの報復者出し入れ
・梓出し入れ(現在は不可)
・ロフェロス(現在は禁止)、ティタニアの僧侶など + アンタップ手段
・無限頑強
コンボをやろうと思えば出来なくはなさそうですね。
安定性やパーツの弱さでボツにしたものもありますが、同じ速度で戦うことは概ね可能でした。
殴り卓での運用に置いても勝ち筋の太い卓内最速デッキとして振る舞えるため立ち位置は良好です。
というわけで殴るより圧倒的に早いし安定するぞってな感じで現在もコンボ型を使用しています。
3.マナベースの話
僕の梓は調整の結果土地枚数が41から35まで減りました。
分割パリがあった頃は34でした。
この辺りについては各々持論があって宗教戦争の火種になりかねないのですがとりあえず僕の意見をざっくり書いておくと、
・初手に3枚くらいは欲しいが、初手に5枚はやりすぎ
・フラッドからの復帰は困難だがスクリューからの復帰は容易
・土地を引き続ける動きが強く見えなかった
といった感じです。このへんは好みでいいと思います。
特殊地形もよく見るリストより少なくしています。
おそらく死者の原野の登場による流行だと思いますが、緑単色で運用しようとするとマナベースがかなり歪むので僕は使っていません。
1ターン辺りの行動回数を多くしようとすると緑シンボルの要求数が増えるので無色土地の枚数は最低限になります。
殴りプランを採用しないので死者の原野の信用度が低いというのも理由でしょうか。
空いた枠にはマナクリと土地サーチを取ります。
梓でマナクリを採用する利点はこんな感じでしょうか。
・クリーチャーの総枚数が増える -> サバイバルの安定運用ができる
・クレイドルの出力が増える
・不要な場合は頭蓋骨絞めでリソースに変換できる
4.回し方
梓の課題の一つに「手札の消費が早い」というものがあります。
土地についてはるつぼ + フェッチで解決するといえばそうなのですが、それがない時に手札が消し飛んで死ぬのも癪ですしそれで解決するのは土地だけです。
というわけで僕はカードを引く手段の評価をかなり高くしています。
妨害卓や殴り卓においては手数の確保や復帰手段として、コンボ卓においては数少ない妨害を探しに行く手段として非常に有用です。
幸いにして緑はクリーチャーを活用したドローに恵まれています。
うまく使えば基盤構築に費やした手札消費以上のドローを行うことも可能です。
というわけでマナを得るためにリソースを吐き出し、そのマナでリソースを回収するサイクルを目指すのが梓のメインの動きになります。
うまく回せば1ターン中に消費->回収のサイクルを複数回行うことができ、こうしてライブラリを掘り進めることでコンボに素早く到達することを目指します。
もし空振っても大量の手札と盤面が残るので復帰は容易です。
さすがに高速卓だと空振った1ターン差で死ぬとかありますが。
5.勝ち筋
・ゼンディカーの報復者出し入れ
現在のメインウェポンその1です。
アベンジャー、出し入れ手段、トークンをマナに変換する手段を揃えることで無限マナを出すルートです。
アベンジャー以外は代替手段が複数あるので条件付き3枚コンボという見た目以上の安定性があります。
・覚醒根の精霊 + クレイドル
昨年彗星の如く現れた現在のメインウェポンその2です。
サーチ可能、揃ってれば3枚(ハーミットどれか、覚醒根、クレイドル)で3キル、5マナ浮かせれば妨害ケアも可能とかなり強力です。
欠点としては覚醒根が単体で何もしないという点ですが、利点がそれを上回っています(と思う)。
・発見の旅路6枚コンボ
どうしてこうなった・・・!
当然こんなのを意図して狙うことはありません。
ただ専用パーツ不要なので「たくさん引いたけど何も来ない」時に揃ってるか確認するとたまに揃ってます。
参考:https://stella77x.diarynote.jp/201705131447386604/
6.おわりに
たぶん緑が好きな方は「思ってたんと違う!」とかなると思いますがこんな梓もあるよってことで頭の片隅にでも置いていただけると幸いです。
みなさんも一緒にリスを絞めてカードをたくさん引きましょう。
https://stella77x.diarynote.jp/202004102009509103/
0.梓学会とは
この梓は以下のコンセプトで構築されています。
・コンボに勝つためにコンボを使うためのデッキ
・周りの平均キルターンに最適化された速度(高速コンボではない)
・戦闘用クリーチャー不採用
・(よくみる国産の梓と比べて)森多めかつ土地の総枚数少なめ
・緑はクソ
以下駄文。
1.前置き
どこかの「は」から始まるお店のEDH動画(*)によれば、EDH初心者におすすめのジェネラル第一位は「迷える探求者、梓」だそうです。
* https://www.youtube.com/watch?v=_78ifHjc-uc
かっこいい大型クリーチャーを繰り出して勢いよく殴ろうというコンセプトは分かりやすくて魅力的ですね。
一般的には緑好きのプレイヤーの100%が緑の入ったデッキを好むと言われているので、そんな人には余計魅力的に映るでしょう。
そんな緑の大好きな初心者が梓を組む気満々でグーグル先生に訪ねたらありもしない学会を名乗る検索妨害みたいなDNの記事がヒットするらしいじゃないですか。
これでは何もわからない初心者は混乱してしまいます。
なのでファッティで殴るはずのデッキが何故こんな事になってしまったのかと、これの簡単(?)な動きについて書こうと思います。これ需要あるのか?
2.それでもコンボ対策を諦めない梓のための梓
上で言及した動画では梓はコンボに対して無力と言われていました。
その後に梓に対して言及された記事(*)でも同じことが言われています。
* https://legendsalmon.diarynote.jp/202004081841329713/
僕も長く梓を調整していますが、「1~3ターンに決まる高速コンボに対してほぼ無力」という点に対しては同意できるかなと言う認識です。
ただそこから先の「4~5キルを目指す平均的コンボジェネラル」に対しては全く無力というわけではない、というのが個人的な意見です。
確かに妨害手段に乏しい緑単において、「コンボ対策を安定して行う」というのは難しいでしょう。
しかし「同じ速度で戦う」ことについてはそこまで無理難題というわけではありませんでした。
「コンボに勝てないならコンボを使えばいいじゃない」というアントワネット的解決法です。
つまり梓に4~5ターンで決まりうるコンボを搭載すれば少なくとも「平均的コンボジェネラル」と同じ土俵には立てる、という考えです。
幸いにして、それを実現する方法はいくつかありました。
以下に当時検討および運用したルートについて記載します。(2020年現在使えないルートもありますがご了承ください)
・ゼンディカーの報復者出し入れ
・梓出し入れ(現在は不可)
・ロフェロス(現在は禁止)、ティタニアの僧侶など + アンタップ手段
・無限頑強
コンボをやろうと思えば出来なくはなさそうですね。
安定性やパーツの弱さでボツにしたものもありますが、同じ速度で戦うことは概ね可能でした。
殴り卓での運用に置いても勝ち筋の太い卓内最速デッキとして振る舞えるため立ち位置は良好です。
というわけで殴るより圧倒的に早いし安定するぞってな感じで現在もコンボ型を使用しています。
3.マナベースの話
僕の梓は調整の結果土地枚数が41から35まで減りました。
分割パリがあった頃は34でした。
この辺りについては各々持論があって宗教戦争の火種になりかねないのですがとりあえず僕の意見をざっくり書いておくと、
・初手に3枚くらいは欲しいが、初手に5枚はやりすぎ
・フラッドからの復帰は困難だがスクリューからの復帰は容易
・土地を引き続ける動きが強く見えなかった
といった感じです。このへんは好みでいいと思います。
特殊地形もよく見るリストより少なくしています。
おそらく死者の原野の登場による流行だと思いますが、緑単色で運用しようとするとマナベースがかなり歪むので僕は使っていません。
1ターン辺りの行動回数を多くしようとすると緑シンボルの要求数が増えるので無色土地の枚数は最低限になります。
殴りプランを採用しないので死者の原野の信用度が低いというのも理由でしょうか。
空いた枠にはマナクリと土地サーチを取ります。
梓でマナクリを採用する利点はこんな感じでしょうか。
・クリーチャーの総枚数が増える -> サバイバルの安定運用ができる
・クレイドルの出力が増える
・不要な場合は頭蓋骨絞めでリソースに変換できる
4.回し方
梓の課題の一つに「手札の消費が早い」というものがあります。
土地についてはるつぼ + フェッチで解決するといえばそうなのですが、それがない時に手札が消し飛んで死ぬのも癪ですしそれで解決するのは土地だけです。
というわけで僕はカードを引く手段の評価をかなり高くしています。
妨害卓や殴り卓においては手数の確保や復帰手段として、コンボ卓においては数少ない妨害を探しに行く手段として非常に有用です。
幸いにして緑はクリーチャーを活用したドローに恵まれています。
うまく使えば基盤構築に費やした手札消費以上のドローを行うことも可能です。
というわけでマナを得るためにリソースを吐き出し、そのマナでリソースを回収するサイクルを目指すのが梓のメインの動きになります。
うまく回せば1ターン中に消費->回収のサイクルを複数回行うことができ、こうしてライブラリを掘り進めることでコンボに素早く到達することを目指します。
もし空振っても大量の手札と盤面が残るので復帰は容易です。
さすがに高速卓だと空振った1ターン差で死ぬとかありますが。
5.勝ち筋
・ゼンディカーの報復者出し入れ
現在のメインウェポンその1です。
アベンジャー、出し入れ手段、トークンをマナに変換する手段を揃えることで無限マナを出すルートです。
アベンジャー以外は代替手段が複数あるので条件付き3枚コンボという見た目以上の安定性があります。
・覚醒根の精霊 + クレイドル
昨年彗星の如く現れた現在のメインウェポンその2です。
サーチ可能、揃ってれば3枚(ハーミットどれか、覚醒根、クレイドル)で3キル、5マナ浮かせれば妨害ケアも可能とかなり強力です。
欠点としては覚醒根が単体で何もしないという点ですが、利点がそれを上回っています(と思う)。
・発見の旅路6枚コンボ
どうしてこうなった・・・!
当然こんなのを意図して狙うことはありません。
ただ専用パーツ不要なので「たくさん引いたけど何も来ない」時に揃ってるか確認するとたまに揃ってます。
参考:https://stella77x.diarynote.jp/201705131447386604/
6.おわりに
たぶん緑が好きな方は「思ってたんと違う!」とかなると思いますがこんな梓もあるよってことで頭の片隅にでも置いていただけると幸いです。
みなさんも一緒にリスを絞めてカードをたくさん引きましょう。